太陽光発電設備
地球上で最も豊富なエネルギーである太陽光を発電に利用することは、地球環境にも優しい。
固定価格買取制度(FIT)を背景に拡大している再生可能エネルギー。その1つである「太陽光発電設備」を、千葉県山武市にある3.9haの用地に建設しました。造成工事は7.2万m3 。
JR千葉駅から総武本線に乗って約40分の日向駅、そこから800mの場所にある山林を伐採・造成し、太陽光パネルを6,272枚設置。6.6kV高圧連系にて送電しています。
周辺は、住宅地や学校が点在しており、騒音や児童の安全面から残業や休日・祝日の作業は全面的に制限される条件の中、2018年8月に試運転を終了。無事送電を開始しました。
ドローンで撮影 |
太陽光パネル |
大きいもので樹高25m~30mはある山武杉を、順次伐採し、現地で定尺に切断後、搬出しました。
この杉は、工場で燃料用チップや家畜の寝床などに敷く「おが屑」に加工され、再利用しています。
伐採後の造成作業中、ただでさえ水はけの悪い粘土層を処理中に季節はずれの大雨や爆弾低気圧の風雨に苦しめられましたが、仮設溜池や地盤改良を施工することで、無事完了することができました。
【空撮:造成工作業の様子】
12月16日 |
1月16日 | 2月14日 |
5月2日 | 6月22日 | 7月4日 |
造成工事の遅れを取戻すため、北側工区から杭打ち・架台組立・太陽光パネル設置を行いました。
造成の進行に応じ、南側工区の作業も迅速に進めることができました。
【太陽光パネル設置の様子】
7月4日 -1 | 7月4日 -2 | 7月11日 |
7月31日 | 8月4日 | 8月10日 |
PCSは50kW x 20台で構成されています。絶縁耐圧試験は、発電の無い夜間に行いました。
全負荷・部分負荷の使用前試験を完了し、8月23日より連系へ送電開始しました。
【電気工事・調整及び使用前試験の様子】
6月27日 | 7月11日 | 7月18日 |
7月25日 | 8月10日 | 8月16日 |