インドネシア向け
ホルマリン製造装置
プロジェクトデータ
- 顧客名
- P.T. Gelora Citra Kimia Abadi (ライセンサー :三菱ガス化学株式会社)
- 所在地
- インドネシア 中部ジャワ州テマングン県
- 工事名
- インドネシア向けホルマリン製造装置
- 完成時期
- 2017年12月
- 工事設備能力
- 130トン/日
ホルマリン製造プラントの増設
インドネシアの首都ジャカルタに本社を置くP.T. Gelora Citra Kimia Abadi(GCKA)は、ホルマリンを原料とした合板用接着剤を長年製造・販売してきました。重要顧客需要に対して安定的に接着剤を供給する為、中部ジャワ州テマングン県に保有する同社工場にホルマリン製造装置を増設することを決定いたしました。GCKAはすでに三菱ガス化学㈱のプロセスライセンスによるホルマリン製造装置3基(GLR-1~3)所有しており、4基目(GLR-4)も実績のある三菱ガス化学㈱プロセスを選定しました。
インドネシアへプラント工事資機材一式を輸出
当社の受注範囲は、ライセンサー資料に基づく設計、調達、海上輸送および試運転監督業務であり、国内輸送、据付・建設工事については顧客にて施工しました。機器、配管材料、架構材料、計装電気設備などのプラント部品をすべて日本で設計・製作し、インドネシアへ輸出しました。
建設途中のホルマリン製造装置
3社協力によりホルマリン製造設備が完成
インドネシア スマラン港での工事資機材一式の引渡し後、GCKAによる現地工事も順調に進み、試運転に関しても三菱ガス化学㈱およびCECからSVを派遣し、GCKAプロジェクトチームと3社で協力して完遂しました。
試運転完了後の写真(GCKA、三菱ガス化学株式会社、当社)
テマングン工場に新設されたホルマリンプラント(GLR-4)