インテリジェントピグ検査システム(UT)

配管内外面の欠陥を経済的に短期間で確実に検知。

超音波方式 (UT) を用いて配管の内部から内外面の欠陥を検知可能です。

(Picture supplied by Applus + RTD)

特長

  • 長距離パイプラインを短期間に効率よく検査可能
  • 検査の手法上、管内部に液が充填されている必要有
  • 内外面の欠陥の位置と大きさ、深さを精度良く判定可能

効果

  • 補修方法も当社にてリコメンドし、検査から補修まで一括で対応可能(内面ライニング、入管補修)

主な用途

  • 埋設配管、海底配管をはじめ、検査を行う上で、付帯工事費が過大となる配管
  • 検査期間の限られた長距離配管 
    6~56インチの配管であれば内外面検査に適用可能

仕様

  • ピグ検査機(PII社製、RTD社製)
  • 仕様(機器性能) 深さ±0.5mm/大きさ±10mm/位置±0.2m/曲がり1.5DR

プロセス・方式

洩磁束方式(MFL)、超音波方式(UT)のいずれかを目的、条件に応じて、使い分けます。事前にヒアリングを行い、最適な手法を提案します。

UT検査機の特徴

  1. 超音波センサから超音波を配管壁に垂直に発射し、配管内外面から反射してくる超音波エコーの伝播時間を測定し、伝播時間差から超音波センサーと配管内面の距離(スタンドオフ)と配管肉厚をを直接測定し、腐食減肉の大きさ、深さ、発生位置を測定します。
  2. 超音波の媒体として水または油を必要とする為、水を嫌うガス配管では不適です。
  3. 絶対値で欠陥を測定でき、また内外面腐食の区別も可能です。
  4. 重大な欠陥がある場合は測定時に速報を提示し、データの解析、報告書提出には30~40日を必要とします。
Picture supplied by PII Pipeline Solutions.
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